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子どもにも使える?笑気麻酔を使った小児歯科治療の魅力

  • 執筆者の写真: 渡辺 敏光
    渡辺 敏光
  • 2024年12月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月2日




子どもにも使える?笑気麻酔を使った小児歯科治療の魅力


笑気麻酔は歯科治療において非常に有効な方法です。筆者の勤務しているクリニックでは、年間2300件もの治療に使われており、大変喜ばれています。ほとんどは大人の患者さんに使用していますが、安全性が高いため、子どもの歯科治療においてもとても有効な方法となります。


笑気麻酔が小児歯科で選ばれる理由

子どもの歯科治療では、不安や恐怖心から治療を嫌がるケースが少なくありません。笑気麻酔は、そのような不安を和らげ、スムーズな治療を可能にする手段として重宝されています。


笑気麻酔の効果

1. リラックス効果

笑気麻酔は子どもをリラックスさせ、治療中の恐怖心を減らします。

2. 痛みの軽減

軽い鎮静効果で、痛みや不快感への感受性を低下させます。

3. 親の安心感

子どもが落ち着いて治療を受けられるため、保護者も安心して見守ることができます。


安全性と適応年齢

笑気麻酔は、2~3歳以上の子どもにも安全に使用できる麻酔法です。ただし、歯科医師が事前に健康状態を確認し、使用が適切であることを判断します。


筆者のクリニックでは、治療が初めての子たちも多いので、まずは、笑気麻酔なしの「通法」での関わりを試して、それでも協力が得られないようであれば笑気麻酔をトライするようにしています。


親ができるサポート

1. 治療前の準備

笑気麻酔の説明を簡単に話し、子どもを安心させます。

2. 治療中の協力

親が治療に立ち会うことで、子どもの不安が軽減されます。


体験談:親子での安心感

ある保護者は、「子どもが歯医者に行くたびに泣いていましたが、笑気麻酔を使った治療では落ち着いて治療を受けていました」と語っています。


まとめ

笑気麻酔は、小児歯科治療において強い味方です。不安や恐怖を感じやすい子どもにも適しており、親子で安心して治療を受けられる環境を提供します。まずは、歯科医院という日常とは違う空間になれ、そこのスタッフや歯科医師とも心通わせられるようになり、その結果、歯科治療に進めれらるようになります。



 
 
 

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